旅に旨いものはつきもの。今は、B級グルメと称して、たくさんの料理が紹介されている。
旅先で、訪ねて、探して、食べて、飲むのは、旅の醍醐味!!
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駅弁のページへ旅に出て楽しみの一つに駅弁があります。昔から地元の食材を使い、すぐに美味しく食べることができます。 |
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場 所 | 名 称 | どんなものか |
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北海道 帯広 | 豚丼 | 各店の独自のタレで味付けをした豚肉を焼いてのせた丼ものです。 |
青森県 八戸 | せんべい汁 | 熱い鍋に「煎餅」を入れたものです。B級グルメ発祥の地です。 |
青森県 黒石市 | つゆ焼きそば | だし汁の中にラーメンのように焼きそばを入れたものです。 |
青森県 十和田市 | ばら焼き | 牛肉の「ばら肉」と玉ねぎを炒めたもの。 |
青森県 浅虫温泉 | まぐろ丼 | B級、地方の料理というより、びっくりする料理。度々、テレビにも紹介されているので、御存じの方も多いと思います。 |
青森県 青森市 | 味噌カレー牛乳ラーメン | 微妙な味。テレビで何度も紹介さてているようです。 |
青森県 大鰐温泉 | 大鰐ラーメン | 大鰐温泉の温泉熱を利用して育てられた「大鰐もやし」を使ったラーメンです。 |
青森県 三戸 | 納豆ラーメン | この地方では、古くから家庭で納豆が作られている。いつの時期かラーメンにも入れるようになった。 |
岩手県 盛岡市 | 三大麺 | 盛岡は、麺文化の街といわれ、三大麺が有名です。「わんこそば」「冷麺」「じゃじゃ麺」それぞれに謂れや旨さがあります。 |
岩手県 北上市 | 北上コロッケ | 「さといも」のコロッケです。 |
岩手県 南部地方 | ひっつみ | 岩手や青森の南部に伝わる具だくさんの汁で、小麦粉の生地を引っ張ってちぎることからひっつみと呼ばれます。「 |
岩手県 南部地方 | まめぶ汁 | 山グルミと黒砂糖入り団子を、醤油で味付けした具沢山の汁物です。 |
岩手県 花巻市 | マルカンデパートの ソフトクリーム |
30年前のデパートの食堂が今も残っている感じです。ソフトクリームの大きさに驚きました。 |
岩手県 一関市 | もち料理 | 接客の最高のもてなしとして古くから伝わるものです。もちだれが200種以上あるといわれています。 |
秋田県 横手市 | 横手焼きそば | キャベツと豚挽肉を具材とし、目玉焼きを乗せ、福神漬けを添えたソース味の焼そばです。 |
秋田県 | 稲庭うどん | 日本三銘うどんの一つとして知られる干しうどんです。 |
宮城県 | ずんだ餅 | ずんだ餅とは、茹でた枝豆をすり潰し、砂糖や塩で味付けをし、餅に餡として絡めたものである。緑が鮮やかな餅料理である。 |
福島県 会津 | ソースかつ丼 | どんぶりご飯の上に千切りのキャベツを載せ、その上に豚カツをのせ、各店秘伝のソースをかけたものです。 |
福島県 会津 | みそ田楽 | 会津みそ田楽は、味噌だれを、串に刺した餅や揚げ豆腐、野菜、乾魚などにつけて囲炉裏の炭火で焼いています。 |
福島県 喜多方 | 喜多方ラーメン | 札幌ラーメン、博多ラーメンと並んで日本三大ラーメンの一つとも言われています。 |
福島県 飯坂温泉 | ラジウム温泉卵 | 日本で初めてのラジウム温泉である飯坂温泉での温泉玉子をラジウム玉子として売り出したものです。 |
山口県 津和野 | うずめ飯 | 山陰の小京都と言われている津和野の郷土料理である。ご飯に具が埋められていることに由来しているようだ。 |
愛媛県 宇和島 | 鯛めし | 新鮮な鯛の刺身を、だし汁、しょうゆ、酒、卵黄などで作ったタレとタレと混ぜ、ご飯の上にのせ食す丼料理である。 |
愛媛県 宇和島 | じゃこ天 | じゃこ天は、宇和海でとれる小魚を骨ごと、皮付きのままスリミにして油で揚げたものです。 |
宮崎県 延岡市 | チキン南蛮 | チキン南蛮は、宮崎県発祥の鶏肉料理で全国に広がったと言われている。 |
帯広は、豚肉の産地、そこで生まれた豚丼は、店ごとの独自のタレで味を付けて焼いた豚肉をのせた丼です。最近大手の牛丼チェーンで十勝仕立て牛丼として有名になりました。 右側の2つは、ばんえい競馬場で食べた豚丼です。馬丼ではありません。 |
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せんべい汁(青森県 八戸:南部地方) | |||||
青森県八戸で「せんべい汁」を味わう。この地方は、南部地方という。聞くところによると、戦国時代、織田信長、徳川家康に敗れた甲州武士の南部の武士が移り住んだことから由来するらしい。鍋に煎餅を入れることに驚いたが、うどんのような感じで実に旨い。通の方によれば、アルデンテが良いらしい。 | |||||
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青森県黒石市の「つゆ焼きそば」は、だし汁の中にラーメンのように焼きそばが入ったものです。電子レンジの無い時代、しかも、冬の厳しいところ、余った焼きそばにお湯を入れて暖めたことが始まりといわれています。 |
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青森県十和田市の「バラ焼き」は、牛肉のばら肉と玉ねぎを炒めたもの。戦後間もないころ、米軍三沢基地から出た、細切れ肉を利用して作られたそうです。 |
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鶴亀屋食堂のマグロ丼(青森県 浅虫温泉) | |||||
B級、地方の料理というより、びっくりする料理。度々、テレビにも紹介されているので、御存じの方も多いと思います。いつものように、まず、ビールを注文すると、女将が、ビールですか?聞いてきので、てっきり飲酒運転のことかと思い、歩いてきましたので大丈夫ですと答えました。後から、その意味が分かりました。そのボリュームです。出されたとたんに驚き、ビールを注文したことを後悔しました。大半を残して申し訳ない思い出食堂を後にしました。 | |||||
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「大鰐もやし」を使ったラーメンです。大鰐もやしは、大鰐温泉の温泉熱を利用して育てられたもやしです。その歴史は温泉とともに古く、江戸時代には津軽藩主が湯治に訪れた時には献上されたと言われています。大鰐もやしは、よく見かけるもやしより長く、歯触りの良い旨味のあるもやしです。 | |||||
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盛岡 三大麺(岩手県 盛岡市) |
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盛岡は、麺の文化といわれています。盛岡三大麺として、「わんこそば」「冷麺」「じゃじゃ麺」があります。 わんこそば |
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冷 麺 | |||
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じゃじゃ麺 | |||||
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岩手や青森の南部に伝わる具だくさんの汁で、小麦粉の生地を引っ張ってちぎることからひっつみと呼ばれます。「すいとん」(例えが古いかも)のような感じのものです。なめらかで喉ごしもよく、かみごたえがあります。なお、南部地方とは、甲斐の南部の武田武士をルーツとする南部氏が青森県東部から岩手県を領地としていたことに由来していると聞いています。 |
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粘りが強くコクがある「さといも」のコロッケです。じゃがいもと違い、独特の触感がある美味しいコロッケです。「黒毛和牛」や地元の野菜をたくさん使ったコロッケもあるようです。 |
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JR東日本企画の「駅からハイキング」で紹介されていたものです。花巻駅を起点に北上川の河畔を歩くコースで宮沢 賢治に繋がりのある場所を歩くものです。歩いた後の休憩に地元のマルカンデパートが紹介されていました。30年前のデパートの食堂が今も残っている感じです。ソフトクリームの高さに驚きました。歩いた後のビールとソフトクリームは、奇妙な取り合わせですが美味しく頂きました。 |
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岩手には、「まめぶ汁」といい、お正月やお盆をはじめ慶弔の席に欠かせない伝統料理があります。平庭高原の麓にある山形村では、おめでたい時には必ず作るそうです。山グルミと黒砂糖入り団子を、醤油で味付けした具沢山の汁物としていただくもので、岩手県内でも山形村周辺にのみ伝わる料理です。今回は、二戸での物産展に地元のご婦人方が出展されていたものを頂きました。 |
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この地方の郷土料理では、餅を膳で食べます。接客の最高のもてなしとして古くから伝わるものです。あんこ、しょうが、ごまなど種類が豊富で、もちだれが200種以上あるといわれています。 |
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稲庭うどんは、四国の讃岐うどん、名古屋のきしめんとともに、日本三銘うどんの一つとして知られる干しうどんです。秋田県湯沢市稲庭町が発祥の地とのことですが、秋田県内に広まっていようです。今回は、角館で食べました。 |
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会津でカツ丼といえばソース味のカツ丼が有名です。ソースカツ丼は、戦後、洋食屋さんから広く作られるようになったと言われていますが、その由来には諸説があるとのことです。どんぶりご飯の上に千切りのキャベツを載せ、その上に豚カツをのせ、各店秘伝のソースをかけたものです。卵でとじたカツ丼とは異なり、素朴な旨さがあります。 ソースかつ丼は、以外にも全国にあるようです。福井県のソースかつ丼も有名です。 |
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「田楽」とは、田植え前に豊作を祈る田遊びで、笛や鼓を鳴らして唄い舞った日本芸能のひとつと言われています。その時の白装束の舞姿が串形豆腐の形に似ていることから、豆腐を竹串に刺し、味噌等をつけて火であぶったものが、「田楽焼」となりました。 会津みそ田楽は赤みそに砂糖といろいろな薬味を練り込んで味付けした味噌だれを、串に刺した餅や揚げ豆腐、野菜、乾魚などにつけて囲炉裏の炭火で焼いています。 芳ばしい香り、みその美味しさ、素朴な懐かしい田舎料理です。 |
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喜多方ラーメンは福島県喜多方市周辺で作られるご当地ラーメンです。喜多方市には、120軒ほどのラーメン店があり、対人口比では日本一とも言われているそうです。札幌ラーメン、博多ラーメンと並んで日本三大ラーメンの一つとも言われています。 |
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1898年キュリー夫妻によって、放射性同位元素「ラジウム」が発見されました。日本では、キュリー夫妻によるラジウム発見後、東京大学医学生の真鍋嘉一郎氏により、日本で初めて「ラジウム」の存在を飯坂の温泉に確認しました。飯坂温泉では、これを機に温泉玉子をラジウム玉子として売り出しました。 ラジウム玉子は摂氏63℃〜70℃の温泉源泉に30分から小一時間入れておきますと、芒硝泉特有のほのかな香りに包まれたゼリー状の白身と黄身になり、最も消化されやすい状態となって、滋養効果満点の食品とであると言われています。 |
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三戸納豆をトッピングしたラーメンです。
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横手焼きそば(秋田県横手市)
横手焼きそばは、有名なB級グルメ(庶民的な美味しいもの)の一つであり、B1グランプリで優勝化したこともあります。横手市内には、多くの専門店があり、毎年、四天王を決める大会も開催されています。
その特徴は、キャベツと豚挽肉を具材とし、目玉焼きを乗せ、福神漬けを添えたソース味の焼そばです。
2009年から2010年頃に、何度か訪れたことがありますが、有名店には行列ができ、観光バスが乗り付けるような異常な熱気がありました。なお、横手市は、冬の「かまくら」でも有名な町です。
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津和野を歩くと郷土料理「うずめ飯」の看板を多く見る。ご飯に具を埋めるところからつけられたようだ。見た目は、汁のなかにご飯がよそってあるだけ、茶漬けかと思った。店員に聞くと、良くかき混ぜて食べるようにと言われた。中から、にんじん、しいたけ、豆腐、かまぼこ、せり、海苔など出てきた。飯の下に具が埋まっていた。わさびの香りが味を引き立てる。
鯛めしと言えば、鯛を炊き込んだご飯を思い浮かべる方が多い。しかし、宇和島では、新鮮な鯛の刺身を、だし汁、しょうゆ、酒、卵黄などで作ったタレと混ぜ、アツアツのご飯の上にのせ、薬味をかけて食す丼料理である。
発祥は伊予水軍(瀬戸内海の海賊)が戦中に手軽に食べられる料理として考案されたのがはじまりと言われている。
東北仕事をしている方から「ずんだ餅」を頂いた。何か、お菓子のようなイメージがあったが、酒と共に食べるとおいしい。ズンダとは、枝豆を磨り潰したものである。「豆打(ずだ)」が訛ったものと言う説と「陣太刀」が訛ったという説があるらしい。
甘い餅のイメージがあったが、今回は、甘さが抑えられ、枝豆の良い香りがする。日本酒に合う。東北の地酒と共に至福の時を過ごした。お土産に感謝、感謝!!
じゃこ天は、宇和海でとれる小魚を骨ごと、皮付きのままスリミにして油で揚げたもだ。練り製品の一種で、スリミを平べったい小判型にして揚げている。宇和島の郷土料理として愛媛県南予地方で広く食べられている。JR松山駅では、駅売りのじゃこ天があり、でき立ての暖かいじゃこ天とビールは、旨かった。
チキン南蛮は、宮崎県発祥の鶏肉料理で全国に広がったと言われている。鶏の唐揚にタルタルソースをかけたもので、よく見かける料理である。ふわふわのタルタルソースが絶妙であった。